—“これ一本で安心”と言われる理由と、実は見落とされている現実—
ここ数年、新NISAの普及とともに、一気に知名度が上がったのが、「オルカン」です。
正式には、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)などに代表される、「全世界株式型」の投資信託です。
SNSやYouTubeなどでは、「初心者はとりあえずオルカン」 「迷ったらオルカン一本」 「長期で持てば勝てる」という意見もかなり多く見られます。
確かに、オルカンは非常に優秀な商品だと思います。
しかし一方で、“オルカン=絶対安心”のような空気感には、少し注意が必要だとも感じています。
今回は、
- なぜ初心者向きと言われるのか
- 本当に初心者に向いているのか
- 実は見落とされがちなポイント
などを、かなり現実的な視点で整理していきます。
なお、本記事は一般的な投資商品の考え方を整理したものであり、特定商品の購入を推奨するものではありません。実際の投資判断は、ご自身のリスク許容度や資産状況を踏まえた上で行う必要があります。
そもそも「オルカン」とは何か
まず簡単に言えば、オルカンとは全世界の株式に広く分散投資する商品です。
つまり、
- アメリカ
- 日本
- 欧州
- 新興国
など、世界中の企業へまとめて投資するイメージです。
そのため、「一つの商品で世界分散できる」という点が最大の特徴になります。
なぜ初心者向きと言われるのか
① 分散が簡単
通常、世界中に分散投資しようとすると、
- 米国株
- 日本株
- 欧州株
- 新興国株
などを自分で配分する必要があります。
しかしオルカンなら一本でほぼ全部入るため、初心者でも管理がかなり楽です。
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