暗号資産(特にビットコイン)をポートフォリオに組み込む理由として、よく挙げられるのが「株式とは違う値動きをするから分散になる」という説明です。
しかし、実務的に見るとこの話は少し単純化されています。
結論から言うと、暗号資産と株式の相関性は“時期によって変わる”です。
そして近年は、相関が高まる局面が明確に存在するというのが現実です。
① 相関性とは何か?
まず前提として、相関性とは
・1に近い → 同じ方向に動く
・0に近い → 関係がない
・−1に近い → 逆に動く
という指標です。
分散投資の理想は、相関が低い資産を組み合わせることです。
では、暗号資産と株式はどうなのか?
② 初期(2013〜2019年頃)は相関が低かった
暗号資産の初期段階では、
・投資家層が限定的
・機関投資家の参加が少ない
・独自要因で価格変動
していました。
この時期は、株式市場とほぼ無関係に動く局面が多かったため、分散効果が高いと言われていました。
③ 2020年以降は相関が上昇
転機は2020年以降です。
・機関投資家参入
・ETF承認
・金融緩和による流動性拡大
この結果、暗号資産は「リスク資産グループ」に分類され始めました。
特にNASDAQ(ハイテク株指数)との相関が高まります。
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