株式投資を考えるとき、多くの方が一度はこう考えます。
「日本株と米国株、結局どっちが良いのか?」
SNSや投資系メディアでは、米国株が圧倒的に持ち上げられ、日本株はやや不利な存在として語られがちです。
しかし、実務的・構造的に見ると、日本株と米国株はそもそも性格がまったく違う市場です。
この記事では、単純な優劣論ではなく、日本株式と米国株式は、何がどう違うのかを、投資家目線で整理します。
① 経済成長の前提がまったく違う
まず最も大きな違いは、経済成長に対する前提です。
米国は、
・人口が増え続けている
・移民によって労働力が流入する
・イノベーションが生まれやすい
こうした背景から、「経済は成長するもの」という前提で市場が成り立っています。
一方、日本は、
・人口減少
・高齢化
・成熟経済
という構造を抱えています。
そのため、「成長しない前提で、どう利益を出すか」という視点が、日本株ではより重要になります。
② 企業の姿勢と株主への向き合い方が違う
米国企業は、株主価値を最優先に考える文化があります。
・自社株買い
・積極的な配当
・株価を意識した経営
これらは、米国ではごく当たり前です。
一方、日本企業は長らく、
・雇用の維持
・取引先との関係
・内部留保の重視
といった要素を優先してきました。
近年は改善傾向にありますが、株主ファーストの徹底度という点では、依然として米国の方が強いのが実情です。
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