世界の主要都市と比較して見えてくる「本当の割安さ」
モンゴル不動産の話をすると、多くの人が最初に驚くのが「価格」です。特に新築マンションの㎡単価が20万円〜25万円前後という水準だと話すと、「それは本当に都市部の話ですか?」と聞き返されることが少なくありません。
しかし実際には、ウランバートルの中心部や主要エリアにおいても、この価格帯で購入可能な物件が存在しているのが現実です。そしてこの価格がどれほど割安なのかは、世界の主要都市と比較してみると非常によく分かります。
今回は、㎡単価20万円〜25万円というモンゴル不動産の価格が、世界の都市と比べてどれほど安価なのか、そしてなぜその価格帯が成立しているのかについて、実務で現地を見続けてきた視点から解説していきます。
世界主要都市と比較して見えてくる価格の差
まず、不動産の割安さを判断する上で最も分かりやすいのが、㎡単価の国際比較です。
例えば、日本の東京23区における新築マンションの㎡単価は、エリアにもよりますが、おおよそ80万円〜150万円以上が一般的な水準です。都心の一等地であれば、200万円を超えるケースも珍しくありません。
アメリカのロサンゼルスやサンフランシスコなどの都市では、さらに価格帯は高くなります。新築コンドミニアムの㎡単価は、円換算で150万円〜300万円以上という水準になることも多く、中心地であればその倍以上というケースも存在します。
東南アジアに目を向けても、タイのバンコク中心部やマレーシアのクアラルンプールなどでは、㎡単価40万円〜80万円程度が一般的なレンジになっています。人気エリアでは100万円に近づく水準も見られます。
こうした都市と比較すると、㎡単価20万円〜25万円というモンゴルの価格帯は、文字通り「桁が違う」と言っても過言ではありません。
単純な比較ではありますが、東京の約4分の1、ロサンゼルスの約6分の1以下、バンコクの半分以下という価格帯です。この差が、将来的な価格上昇余地や投資妙味に大きく関わってくるのです。
「安い=危ない」ではないという現実
海外不動産の話になると、「安いのは何か理由があるのではないか」と警戒する人も少なくありません。これは当然の感覚だと思います。
しかしモンゴル不動産の場合、単純に「質が低いから安い」というわけではありません。むしろ、現在の価格が安く見える理由は、市場がまだ成長段階にあるからという側面が大きいと感じています。
私自身、現地で複数のプロジェクトや物件を視察してきましたが、建物の仕様や設備についても、決して粗悪なものばかりではありません。むしろ、新興国ならではの新築志向が強く、比較的新しい建物が多い印象です。
つまり、現在の価格帯は「品質が低いから安い」のではなく、「市場がまだ成熟していないから安い」という側面が大きいのです。
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