実際にビエンチャンで物件視察をして感じたリアルな課題
東南アジアの不動産投資というと、タイやベトナム、マレーシアなどが有名ですが、最近は「ラオス不動産投資」という言葉を聞く機会も少しずつ増えてきました。
特に中国資本による開発が進んでいることや、まだ市場が成熟していないことから、「これから成長する市場ではないか」と期待する投資家もいるようです。
しかし、結論から言うと、現時点ではラオスの不動産投資はまだ積極的にお勧めできる段階ではないというのが私の率直な印象です。
実は昨年、ラオスの首都ビエンチャンに行き、いくつかの不動産プロジェクトやコンドミニアムを視察してきました。街全体を完全に見たわけではありませんが、かなり多くの物件を見て回りました。
その結果、現地で感じたことは、「今はまだ投資タイミングではないかもしれない」ということでした。
この記事では、実際に現地を見て感じたことをもとに、なぜラオス不動産投資をまだお勧めしないのかについて解説していきたいと思います。
中国系デベロッパーが圧倒的に多い
まずビエンチャンの不動産市場を見て驚いたのが、中国系デベロッパーの多さです。
街の中心部や新しく開発されているエリアを見ていると、多くのプロジェクトが中国資本によって開発されていることに気づきます。
実際、現地で見たコンドミニアムの多くも
・中国資本の開発
・中国投資家向け販売
という構図が強い印象でした。
これはラオスだけではなく、東南アジアの新興国ではよく見られる構図でもあります。中国の資金が海外不動産に流れているため、開発も中国主導で進むケースが多いのです。
ただし、ここで注意が必要なのは、その不動産が誰のために作られているのかという点です。
もし中国人投資家向けに販売されている物件であれば、現地の実需とは少しズレている可能性があります。
外国人向け物件ばかりという違和感
実際にビエンチャンで複数のコンドミニアムを見て回ったときに感じたのは、「外国人向けの物件が多い」という点です。
建物のデザインや販売方法を見ると、明らかに海外投資家をターゲットにしている物件が多い印象でした。
もちろん海外投資家向けの不動産が悪いわけではありません。しかし、不動産投資で重要なのは賃貸需要がどこにあるのかという点です。
つまり、
その物件を借りる人がいるのか?
ということです。
ラオスは人口規模もまだそれほど大きくなく、ビエンチャンの経済規模も東南アジアの主要都市と比べるとまだ小さいのが現状です。
そのため、外国人向けの高級コンドミニアムが増えていく中で、本当に賃貸需要があるのかという点には疑問を感じました。
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