まず理解しておく必要があるのは、アメリカの金利とは何を意味するのかという点です。ニュースでよく聞く「アメリカの利上げ」や「政策金利」という言葉は、アメリカの中央銀行であるFRB(連邦準備制度)が決める金利のことです。
FRBはアメリカのインフレや景気をコントロールするために、政策金利を調整します。物価が上がりすぎているときは金利を上げ、景気が悪くなっているときは金利を下げるという形です。
金利が上がると、お金を借りるコストが高くなります。企業の投資や個人の消費が抑えられるため、経済の過熱を抑える効果があります。一方で金利が下がると、お金を借りやすくなるため、経済活動が活発になります。
つまり金利は、世界の金融市場の流れを決める非常に重要な要素なのです。
ビットコインはリスク資産として扱われている
ビットコインは「デジタルゴールド」と呼ばれることもありますが、実際の市場では株式と同じような値動きをすることが多くあります。特にアメリカのハイテク株(NASDAQ)と似た動きをすることが多いと言われています。
その理由はシンプルで、ビットコインを購入している投資家の多くが機関投資家や投資ファンドになってきたからです。かつては個人投資家が中心でしたが、現在では大きな資金が市場に入っています。
こうした投資家は、世界の金融環境を見ながら資産配分を調整しています。そのため、金利が上昇するとリスク資産から資金を引き上げる動きが出ることがあります。株式やビットコインが同時に下落することがあるのは、このためです。
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